たまたまにっき

健忘症のための備忘録

ドキュメンタリー🎥ヤクザと憲法

第十一条  国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない。この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利として、現在及び将来の国民に与へられる。

タイトルの通り、ドキュメンタリー『ヤクザと憲法』を観た。

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作品情報 | 映画『ヤクザと憲法』公式サイト

 Twitterに見た直後の感想はあげたから、そこから考えたこととか、なんやかんや書いておきたい。

 

もちろん、このドキュメンタリーのメッセージは、「憲法に明記されている"法の下の平等"とは何か?」という、一般市民に対する問いかけで、その視点(制作者の立ち位置)はヤクザ側にあることはわかっている。

それでも、家宅捜査に入った警察が「警察」という「正義」を盾に「ヤクザ」と名付けられた「悪」に対して、そして取材のカメラに対して、権力を行使する様を観て、それを「正義」と言えるだろうか?と怖くなった。

「異物」を「排除」することで「健全」を謳うこの社会システムを「健全」と言えるのだろうか?

もしも社会に「異物」とされたとき、市民である自分を守る機関はないの?

現行の「憲法」を機能させる機関が存在していないということ?

改憲」ではなくて、現行の「憲法」を機能させる機関の設立が必要なのでは?

「社会的弱者」という言葉があるが、「弱者」を存在させる「社会」って言い換えられるよね?

 

他にもふと疑問が浮かんだ。

なぜ、タバコは合法で、マリファナ覚せい剤は違法なのだろう?

なぜ、放射線による品種改良ではなく、遺伝子組換えが心配されるのだろう?

 

また疑問ばかりだ。